塗料だけにこだわっていませんか?
最近ではシリコン塗料を上回る高耐久塗料などの機能性の高い塗料が一般的になりつつあります。
耐久年数で言うと15年以上もつものも珍しくありません。塗料は進化しつつあり、今後も発展を続けていくと思いますが、そんな状況にコーキング工事(シーリング)の現状はどうでしょうか。
そもそも、そこまで細かい知識を持っている業者が少ないという現状もありますが、塗料の進化に伴いシーリングの性能も高耐久のものに変化させていく必要が出てきました。
そこで、今回ご紹介させていただくのが長期耐久型ハイクオリティーシーリング材です。
これまでのコーキングの耐久年数は3~5年程度でしたが、オートンイクシードは20~30年と高い耐久性を発揮します!
耐久性を考えるなら
コーキング材にもこだわりましょう
外壁塗装工事にはとても塗装以外にも大切な工程があるのをご存知ですか?
本当の意味で建物を雨風から守るために地味ではあるが「大切な仕事」
それがコーキング工事(シーリング)です。
コーキングとは、外壁材のジョイント部分に見られるゴム製の目地材です。
コーキングの役割は地震による外壁の動きに対応してその力を逃す役目と防水性と気密性を保つ役目を果たしています。
シーリングとコーキングの違い
コーキングとシーリングには、明確な違いがなく、同じ意味として用いられることが多いです。
コーキング材は水の侵入を防いだり、外壁の負担を軽減したりする役割があり、シーリング材にも同じ役割があります。
目地や隙間などを埋めて密封できるので防水性もあり、役割としてはほとんど変わらないものです。
そのため、コーキング材もシーリング材も、同じ材料を指すことがほとんどであり、建築現場では同義語として扱われています。
シーリング材の特徴
時間が経つと硬くなります
一般的なシーリング材には、柔らかく形を変えやすい「可塑剤」が入っています。
これは、作業性を向上させる目的であり、可塑剤の多いシーリングは歳月が経つにつれ硬くなります。
ゴムが硬くなるのは致命的で切れや劣化の発生を促進させます。
時間が経った輪ゴムが簡単に切れたりするのと同じ理屈です!
シーリング材によって
耐久性が違います
耐久性とは、伸縮を繰り返す外壁材に対する追随性のことです。
シーリング材の耐久性はJIS(日本工業規格)によって区分されています。
数値が高いほど高耐久性です。
シーリング材によってこの数値は違うので、注意が必要です!
シーリング材の
質が悪いと・・・
コーキング材の界面剥離
防水上の問題あり。
【最も発生頻度が高いトラブル】
原因:プライマーの塗り忘れ、塗りむら
(プライマーとはシーリングを充填する前に塗り、接着性を向上させるものです。)
シーリング材の亀裂・破断
防水上の問題あり。
原因:耐久性の低いシーリング材を使用したため
コーキングの施工手順
1. 古いコーキング材を剥がします
2. コーキングプライマーを塗布します
3. ならして養生を剥がします
オートンイクシード
について
快適な住まいづくりに一つ上のクオリティを。
オートンイクシードは新たに開発した特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」です。 新築・リフォーム問わず幅広い用途で、長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。
また、ノンブリードタイプ(※)で、コーキングの上から塗装をすることができます。
※ノンブリードタイプ…コーキングの上から塗装が可能なコーキング材。ノンブリードタイプでないコーキングの上から塗装をすると、可塑剤(かそざい:コーキングのゴム状の性質の元となる成分)が表面に出てきて化学反応を起こすことで、黒く変色してしまい、コーキングの機能を果たさなくなってしまいます。
オートンイクシードの概要は下の表のようになっています。
塗装 | ◎ ノンブリード ※適応しない塗料がありますので事前にお問い合わせください。 |
耐候性 | ◎ |
耐久性 | ◎ |
主な用途 | 窯業系サイディングの外装目地、PCaパネルおよびRC目地、タイルおよび石目地など |
オートンイクシードの耐用年数は何年?
オートンイクシードの耐用年数は、なんと、20~30年の耐久年数を誇っています。 通常のコーキングの耐用年数が10年前後であることを考えると、かなり高耐久になります。
外壁用シーリングは劣化します!
シーリング材の劣化・損傷の原因
経年により亀裂、破断、剥離などの劣化現象進み、正常に働かなくなります。代表的な劣化原因は下記の3つです。
紫外線や雨や風による外的要因によって、亀裂やひび割れを起こり始めたコーキング材は、さらに紫外線等の外的刺激を受け続けることで樹脂が分解されます。
コーキング内部の成分が表面に出てきてしまいます。(チョーキング)。コーキングに弾力性がなくなっていて、現状はコーキングがすでにパサパサになっている状態です。
他にも、変色などシーリング表面に劣化が起きているときは、点検・メンテナンスを検討しましょう。
破断はシーリング材のひび割れが広がって、真ん中から切れてしまう劣化症状です。
外壁は地震や強風による建物の揺れや、毎日の温度や湿度の変化により、膨張と収縮(ムーブメント)を繰り返しています。このムーブメントにより、断裂や剥離したりします。
肉やせは、シーリング材に含まれる可塑剤が溶け出す劣化症状です。
シーリングの厚みが薄くなって隙間ができるため、雨漏りの原因になる場合があります。経年劣化でないときは、新築時にシーリング材のボリュームが足りていなかった可能性も考えられます。
早急に補修が必要な劣化症状なので、専門業者に点検を依頼しましょう。
オートンイクシードの2つの耐性を検証
劣化現象が同時発生すると、損傷は「加速的」に進行し、シーリング材は想像を超える速さでその「役割」を終えます。役割をできる限り長く継続させるには、劣化・損傷に強い「耐性」のシーリング材を選定することが重要です。
長持ちするために必要な2つの耐性
- 亀裂や剥離を長期に抑制する耐久性
- 太陽光や雨から美観を守る耐候性
亀裂、剥離を長期間に抑制する「耐久性」のテスト
オートンイクシードは、引張試験(物体を引っ張ってその伸びや最大荷重を測定し、引っ張り強さを測定する試験)で、12000回以上耐えることができるという実証結果が出ています。
「耐ムーブメント力」と「接着力」にこだわり、これまでにない圧倒的な「高耐久性」を実現しています。
クリアできないと言われていた、耐久性テストは過酷な条件を設定し、「圧縮30%⇄拡大30%の伸縮繰り返しを4,000回」を「×3サイクル」(=計12,000回)に渡る動的テストを行い、「異状なし」という結果が出ています。
太陽光や雨から美観を守る「耐候性」のテスト
シーリング材が自然環境から受ける紫外線や熱、水分などの劣化因子に対する耐性を促進耐候性試験器(SWOM)で検証しています。
人口的に厳しい外部環境を再現し、長時間に渡るテストを実施しました。
過酷な条件のテストで「6,000時間」突破し、驚異的な「高耐候性」を実証しています。
劣化に強いシーリング材、オートンイクシード
新規に独自開発した『LSポリマー』を配合することで、これまでにない高耐久性と高耐候性を実現しました。
新築・リフォームを問わず、長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守り続けます。
耐久性・耐候性の限界に挑む。新規開発『LSポリマー』の実力 新開発『LSポリマー』の誕生により、 「耐久性」と「耐候性」が高い位置で両立していることがマトリックスから一目瞭然です。 オートンイクシードは新技術の汚れ防止成分『CRオリゴマー』配合により、厳しい環境をクリアする『技術』超-長期耐久性とは
経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。経年による硬質化を防ぎ「柔らかさを長時間維持」することが可能となりました。
性能のまとめ『性能マトリックス』
注目の技術『汚れ防止機能』搭載!
シーリング材にありがちな硬化初期のベタツキを軽減し、シーリング材への汚れの付着を大幅に抑えることに成功しました。
大切なお住まいの外装材の一部として、美観にもしっかりこだわります。